2010年12月24日金曜日

工房でゴソゴソ

年末はどことなく気ぜわしい。小学生の頃から欠かしたことがないので、今年も年賀状を作った。この習慣が良いかどうか考えることはある。しかし、どうしてもやめなければならない理由がないのであれば、なんとなくやっている風習や習慣を、やめない方がよいとも考える。一個人が「必要ない」と判断することは簡単だけれど、それが大きな流れで見た場合、大切な意味を持っているかもしれないのだ。とは言え、インクジェットのプリンターは「ブラックがなくなりました」「マゼンダがなくなりました」とウルサイ。

最近、工房でゴソゴソし、2つ改善?をした。ひとつは、エアークリーナーの設置、ふたつめはスポークシェーブ手押鉋のモーター位置変更である。



オフさんの年末セールで安くなっていたエアークリーナー、非力ではあるけれど、木工教室でもあり、サンディングで木屑が舞って空気が悪い時用にと設置してみた。16kgの箱を脚立で持ってあがって天井からぶら下げるのはちょっと恐かった。鎖は4本あるのだけれど、なんとなく不安。そこで、細い角材二本をあとから下にかました。これで大きな揺れが来ても、一気落ちるということはないだろう。運転してみたが、あまり空気が汚れていなかったので、効果はわからなかった。まあ16800円で、少し安心感が得られたかなと、自分を納得させる。



教室では300mmの手押と7万円弱で買ったスポークシェーブの150mmの手押(写真)を使っている。荒削と仕上を使い分けるなど、二台あると便利だし、趣味の木工教室なのでアマチュアでも買うことができる機械を使う意味もある。ところが、ウチのはアタリが悪かったのか、振動が大きくて、これをなんとかしたかった。もともとは木屑排出口の斜め板にぶら下がるようにモーターがついているのだが、これが振動が大きい原因ではないかと考え、写真のように脚部の貫に渡した角材の上にモーターを設置してみた。結果は、振動は半分以下になった。簡単な改良で結果がよく、気持ちよい。


2010年12月16日木曜日

タイヤ交換、喫茶チロル

年末恒例となっている母との墓参りを終え、今日タイヤをスタッドレスに交換した。昨年から再度自力で交換するために道具を揃え、タイヤの置場も扱いやすい場所に変更している。おかげで一時間ほどでスムースに交換が終わり、腰痛の心配もなさそうでやれやれ。最も役に立つのはトルクレンチ。3000円少々の安物だが、柄が長いので、外す時も楽だし、ラチェットで力が入りやすい位置で作業ができるのもありがたい。何より適正トルクに締め付けることができる安心感がある。インパクトドライバーでナットを外すようにソケットレンチアダプタも買ったが、残念ながら外せる力はない。今度ほしいのは油圧ジャッキ。車載ジャッキで車を上げるのが一番しんどかった。

話は変わる。写真は、墓参りの帰りに京都に立ち寄り、ふらっと入った二条城近くの喫茶チロルでいただいた、創業当時から変わらぬお店のマッチ。お店の壁には大正時代の京都の写真が飾ってあり、ご主人が親切で、秘蔵の古い写真を沢山見せていただいた。小さなおもちゃのような市電や、江戸時代のような人が行き交う嵐山の風景などなど。新しいモノにすぐ飛びつかず、古いモノを大切にしてきたのが京都だろう。よそ者には住みにくい閉鎖性もあると聞くが、古いモノが多数残っている京都の街が私は大好きだ。

2010年12月10日金曜日

シャムガキの小キャビネット

木工教室が本業だが、正直なところ、山、旅、食などの話の方が楽しい。しかし、たまには木工の話を。

もう20年近く前の話になるかもしれない。年に何度か東京へ行き、木工の本を仕入れに行ったり、道具屋さんまわりをしたり、新木場のモクモクへ行ったりしていた。そんな頃、同店の端材コーナーで買ったシャムガキの薄板があった。10月末の教室展の前に私自身も何か作ろうと思い、習作として、クレノフ氏の本を参考に”く”の字型に曲がった扉のキャビネットを作っていた。本体はチェリーで、扉の鏡板にそのシャムガキを使った。



今はもっとアッサリした木が好みだが、大きさが適当だったのでこの材を使った。本当に不思議な模様がでる木だ。水墨画のように、墨で書いた森と白い辺材が空のようにも見える。扉は難しかった。曲がった部材は、木目が真っ直ぐに見えるように柾の薄板を外側に貼っている。心配したとおり、接着で少しひねりが出てしまった。それをごまかすべく、鉋で慎重に削って、なんとか扉を本体にあわせ、折り目が通るように削って調整。

遅まきながら、今日一回目のオイルを塗った。なんとなく仏壇風になったが、私なら、もうすこし明るくて開放的な箱の方が好きかも。

2010年11月26日金曜日

IFFT2010へ

東京国際家具見本市、IFFT2010へ行ってきた。インテックス大阪で行われた催しと同じ作品を、アメリカ広葉樹輸出協会のブースで展示していただいている。今回も岸和田の賀來さんからお話をいただき、お世話になっている。週末の教室をやっていると、外界(^^)との接触が少ないので、このような機会を与えていただき、大変ありがたい。アメリカ広葉樹協会のブースなので、原則は自分の作品を見てもらうだけで、商談はできない。もともと商売熱心ではないけれど、今回は教室展のご苦労さん会を兼ねて、完全に遊びの東京旅行。

名古屋ICを6時30分ごろに入り、東名をのんびり走り、11時30分ごろ、お台場の会場、東京ビッグサイトに入った。東屋外駐車場は一回1500円と屋内よりも安い。受付を済ませ、首からカードをぶらさげ、会場へ入る。木の家具はよく見ているので、逆にそれ以外のカラフルな小物などが面白く感じる。日本の大手家具メーカーも頑張っている。だけど、個人の木工家の作るものと家具メーカーが作る家具が、ますます近くなっているように感じられた。一時より、中国や東南アジアからの出展が少ないように感じた。



アメリカ広葉樹輸出協会のブースは、大阪の二倍以上の面積で、とてもゆったりと陳列されている。おまけに、デカデカと顔写真がプリントされた大きなアクリル板が飾ってあって、ちょっと気恥ずかしい。とはいえ、こんなに厚遇されて、私の作品も嬉しそうだった。



会場二階でカレーを食べるが、大阪と違って、高くて美味くない、典型的見本市会場用食事。午後は中抜けして、お台場を自転車で一周した。船の科学館のあるところからお台場海浜公園のあたりは美しく、有名なデートスポット。テレビ番組のロケにもよく使われそう。夕方再び会場に戻って、上記の写真を、出展担当者さんの許可を得て撮影させていただいた。

その後は全くのプライベート旅行。九段下のグランドパレスは、駐車場無料、部屋はゆったり、スタッフも気持ちよく、お気に入りの宿。21日前予約のお値打ち価格である。少し休憩して夕暮れの人形町へ行き、路地裏の安い天麩羅屋で食事をした。この界隈は夫婦でやっているような小さな飲食店が沢山あり、私にとって理想の町かもしれない。次の日は、昼過ぎまで、皇居や迎賓館、神宮外苑など、今は盛りの紅葉を自転車で存分に楽しんだ。少し休んで夕方4時頃、東京を出て、ゆっくりと休憩しながら、9時半ごろに帰宅し、二日間の東京旅行終了。

2010年10月31日日曜日

教室作品展最終日

心配された台風も、皆の念力が通じたのか、名古屋市北部の工房周辺ではまったく無風で雨もなく、本当によかった。今日は最終日。午後からはデパート並の人出になりそう。

今回始まってみると、例年以上の熱気が感じられた。自信を持って知人や親戚に見てもらっている姿を見ると、教室をやっている者として、しみじみ「良かったなあ」と感じた。完全に主役は作者である生徒さん達に移っている。11月のホームページでその様子を一部紹介したいが、ちょっと遅れそう。

2010年10月27日水曜日

第十回木工教室作品展

月曜の教室が終ってから、ギャラリーを清掃するため、生徒さん達と集まった作品を全て工房へ運び込んだ。今回は約120点、いい感じの小物から制限サイズギリギリ一杯の大きな箱物まで、見応えありそう。作品展は11月29日(金)午後から31日(日)夕方5時まで。お近くに来られる機会がありましたら、見に来てください。

写真は工房に集まった作品の数々。全体はこの倍ほどあるかなあ。一年間これだけの数の作品作りに関わってきたかと思うと感慨深いものがあります。



南方には台風があって、ちょっと心配。でも、よほどの暴風雨でないかぎり、作品展はあります。ご安心ください。

2010年10月15日金曜日

高松&直島

教室作品展や参加する展示会の準備で何かと忙しいけれど、思い立ったことはやらないと気がすまない。娘にすすめられた瀬戸内国際芸術祭を垣間見、また20代に8年間仕事で通っていた高松を再訪してきた。詳しくは後日書くつもり。

一日目の高松では朝からうどんを食べて、屋島と五剣山を回るサイクリングをした。その途中、コースの最後付近にジョージナカシマ記念館があるのを発見。木工屋なら必見なので、当然見てきた。ナカシマの展示会はかなり前に大阪で見ているが、日本での製作拠点である桜製作所での展示はまた違った趣があったと思う。ひと言で言うと、見直した。素直に魅力を感じた。細身で軽い北欧風な作品が多い私ではあるが、重厚さと繊細さを兼ね備えているナカシマの家具、特に椅子は良いと思った。

二日目は車を宇野に回し、フェリーで直島へ。詳しく書くと長くなるが、感想としては「微妙」だった。瀬戸内海の穏やかな海に浮かぶ小さな島々は、時間が止まったように美しい。その素朴な島の一番美しい海岸線をベネッセコーポレーションが独占管理しているのには、抵抗感があった。海外の人が「日本で見るべき美しい建築」と言っていた地中美術館は、人の多さもあるだろうが、その閉鎖性と管理体制等に私は宗教的匂いを感じた。とはいえ、過疎の島に大勢の人をひきつける魅力をもたらしたこの企画に、あらためて驚嘆した。

というわけで、ハードで内容てんこ盛りの二日間であった。写真はジョージナカシマ記念館。

2010年10月8日金曜日

東京へ

昨日、第七回手考会作品展へ作品を持って日帰りしてきた。



手考会に参加していたのは最初のわずかな期間だけなのに、嬉しいことに毎回声をかけていただき出品させていただいている。作品搬出搬入の手間も考え、小さい作品を選んでいるが、これがきっかけで「卓上小箱」シリーズが生まれた・・・かな?。新しいイメージが毎回湧いてくるわけではなく、今回は昔作ったセンの小箱「山並」をアメリカ広葉樹協会への展示用にブラックウォールナットとチェリーでサイズを少し変えて作り、それが大阪から帰ってきたのを新幹線で会場に運び込んだ次第。

中央にある座卓は、刃物店主の井上氏が自ら栃の床板を削って作ったもので、手鉋だけで1cmほども削ったという。「自動鉋ならあっと言う間」やけど、複雑な木目を見ながら、慎重に、何度も刃を研いでは削る、そこに意味を感じる人が少しでも多くなってくれるといいなあ。大工さんも手道具をあまり使わなくなり、また刃物を作る職人さんなど、道具製造側の供給体制も崩れているそうで、日本の伝統的大工道具の今後の見通しは明るくないらしい。50年、100年先、「あの時になんとかしておけばよかった・・・」と悔やんでも遅いので、今からでもいいから、ぜひこの文化を残して行きたい。そのためには、趣味の木工家の果たす役割は大きいと思う。

夕方、会場からほど近い人形町へ行ってお土産を買った。夕闇迫る時間帯、さまざまなお店の明りが連なる甘酒横丁など、歴史を感じさせる繁華街はなかなかの風情。今度東京で泊まる時は、宿を人形町界隈にとって、散策を楽しみたい。

久しぶりに乗った新幹線にはサラリーマン向けの広告があって「仕事に追われるな!仕事を追いかけろ!」と書いてあった。その通りだとは思うが、追いかけてばかりでは段々スピードが速くなっていつか自滅する。「今日やらなくてもいいことは、今日しない」ぐらいのゆったりペースも大切。健康あっての仕事だから。

2010年9月6日月曜日

工房エアコン、3日間の結果報告

一言でいえば、大正解(^^)。もちろん、よく冷えるわけではないけど、あるのとないのとでは、エライ差でした。

導入を検討しておられる方に参考になるよう、少し詳しく使用状況を説明します。

工房の建物は5cmほどの厚みのあるスポンジをOSBパネルでサンドイッチしたパネルを使っていて、木造にしては断熱性能は良い方だと思います。また、屋根は二重になっていて熱くなった空気が抜ける”棟換気”という構造になっています。隙間風はよく入りますが、窓は小さく、南からの太陽はあまり入りません。西日も遮断する対策をしました。天井の一部が高くなっていて、そこから熱い室内の空気がでます(あくまで理想)。

導入したエアコンは、ダイキンのAN56LEPKというケーズデンキのオリジナル機種で、冷房能力5.6kW、電力は最大1870W、冷房目安畳数 15畳~23畳というものです。自動掃除などの便利な機能はありません。購入価格は標準工事費コミで118000円でした(配管で3m分追加料金がかかりました)。

エアコンと業務用扇風機を二台併用しています。このためでしょうか、意外に部屋全体に効果がありました。温度設定は29度で、風量70%ぐらいで、ずっと運転しました。外が36度くらいの時でも室内はそれほど暑くはなく、扇風機から来る風は冷たく感じました。多分、体感気温30度くらいではないでしょうか。エアコンのない機械室へ行くと、その蒸し風呂状態にびっくり。エアコンのありがたさを痛感します。

クランプメーターで電流を測定したところ、約4Aでした。ですから、4X200で800Wぐらいで定常運転していることになります。最大の1870Wで運転するにはどうしたらよいかわかりません。設定温度をもっと下げたらいいのかな?

エアコンなしで教室をやったら、一日でバテバテでした。ところが、エアコンを入れての三日間は、精神的余裕が持てました。この差は大きいです。この能力のエアコンを二台入れないと効果がないのではと心配しましたが、記録的な猛暑の中、一台でまずますの効果があったと言えます。

報告は以上ですが、断熱効果がよい結果に結びついたのではないかと感じています。外からの熱量が冷房能力をはるかに上回る環境では効果は限定されるかもしれません。

2010年9月2日木曜日

禁断のAC

ずっと悩み続けていた木工教室用エアコンをついに導入。



二階まで吹き抜けで60平米ほどの手作業スペースに18畳用エアコンでは非力なことは充分覚悟している。これに10名ほどの人が入って作業をしたら、冷えるかどうかはわからない。今日のテスト運転では、結構冷えた。全体が冷えなくても、ほてった体を冷やす場所が一つでもあるだけで安心かも。

いろんなことを考えて、単相200Vの家庭用にした。業務用エアコンだと、工房の動力契約では足らない可能性があり、また業務用の場合は電源が室外機の方にあることも、家庭用を選んだ理由。

36度の猛暑が予想される明後日からの教室、どうなることやら。

2010年8月18日水曜日

山と温泉の旅

��5日の日曜から、二泊三日一人で山と温泉を巡ってきた。もっと長く行く予定だったが、二つの目的を果たして満足したし、通販や私的な用事もあるので、早めに帰ってしまった。信州からだと3時間ほどて帰ることができるので、もっと遠くへ行くか海外へ行かないと一週間家を空けての一人旅は難しい。

詳しくはまたHPにレポートするつもりだけど、目的は学生時代に素通りしてしまい、いつか来たいと思っていた苗場の赤湯温泉と、雨飾山と小谷温泉山田旅館である。赤湯は険しい山道を2時間以上歩かないと到達できない秘境の湯。山田旅館は江戸時代の建物が残る、温泉湯治宿として有名な旅館。

��6年ぶりにやっと泊まることができた赤湯山口館は、電話も電気もないし、携帯電話さえ通じない。夜は3時間くらい発電しているけど、それ以降はランプのみとなる。学生時代は、山小屋に泊まることを否定していたような気質だったので、当時大雨で増水した沢のことを心配してくれた宿の女将さんのアドバイスも聞かず、清津川から白砂川へ連続沢歩きに出発したのだった。そんな昔のことを思い出し、明朝宿を出た時は、目頭が熱くなった。



雨飾山は結構ハードで、人も少なく、いい山だったし、山田旅館では江戸時代の部屋に泊まることができたし、30年の常連というお客さんの話も聞けて楽しかった。

2010年8月11日水曜日

気楽な扉作り

夏休みで精神状態がいつもと違うのか、なんとなく活発だ。小箱ができたので、次は工房西側材料置場の入口に扉を作ることにした。雨よけというより、西日よけである。ホームセンターで2X4と1X4材を買ってきて、下部の鏡板には余っているOSBパネルを嵌め込み、上部は雨よけ日よけの斜めの板を張ることにする。

こういう工作は、構造とサイズを決めたら、後は速い。昨日手押と自動で、厚みと幅を正確に決め、墨を入れ、12、7mmの角ノミ刃で穴を掘り、ホゾをさっさと機械で作り、自在カッターをつけた溝きりで11.5mm幅の溝を切って、仮組みなしに、組み立てた。ここまで正味半日。今日は写真にない斜め板を作る。簡単な角度ジグを作って、斜めにカットして、一気に作り、型紙で位置を決めたところにネジ止めで完成。それにキャスターをつけ、建具が走る溝をつけて嵌め込み、塗装して完成。



工芸的な作品を作るのに比べ、なんと楽なのだろう。材木置場の屋根や壁を作った時も感じたけど、こういうDIY作業は大好きだ。一方、新しい作品を作るのは楽じゃない。考えている時が一番つらい。「何もしていない」というような、自分を責める気分になったりする。明日は、工房の整理と整備でもしながら新作のアイデアを考えよう。

2010年8月9日月曜日

東京も猛暑

高速土日1000円、しかもお盆前・・・、どう考えても道路は混んでいるはず。でも、日ごろは利用できない「高速1000円」を使ってみたい。

米国で建築の勉強をしている娘が帰国し、東京のある建築事務所でインターンシップ(研修目的の無給仕事体験)をしているので、7,8日の土日を利用して会いに行ってきた。久しぶりに東京の刃物屋さんへ顔を出したり、都内見物も楽しみだ。二日目は富士五湖のあたりに寄り道して帰る計画。

��日朝6時出発。ところが初っ端から名古屋ICでとんでもない大失敗。ETCバーが開かない!!。後ろの車からクラクションが鳴らなかったのがせめてもの救い。とりあえず、指示どおり券を取って東名へ。しかし、これで1000円にならなかったら、何のために、渋滞覚悟で来たのかわからん。それで最初のPAで、とにかく修理を試みる。実は前日、車のボンネットが開かないことに気がつき、引っ張りのワイヤの点検などをした際、ヒューズボックスを開けたりしていたのだ。このために、ヒューズにコードを半田付けしていたのが取れかかっているに違いない。見てみるとそのとおりだ。「半田コテはないし、どないもならへん」とショックを受けていたが、ダメもとや、アウトドア用ナイフでコードをむいて、ヒューズの先端にコードを絡ませ、差し込んだら、OKとなった。それで、一番近い三好ICで一度出て、入りなおす。やれやれ、これでようやく正常なETC走行になった。


その後は順調に走るが、東京ICの付近から首都高までかなり渋滞する。結局、娘とイトーヨーカドー木場店で合流できたのは午後1時だった。ETC修理と渋滞で一時間はロスしているので、休憩込みで6時間ほどかかったことになる。高速代は1750円+700円だった。久しぶりに三人でイトーヨーカドーの中にある中華の「珉珉」でボリュームたっぷりのランチを食べて、娘は建築事務所へ。我々は車をホテル近くのコインパーキング(門前仲町で24時間1500円!)に置いて、場違いな「六本木ヒルズ」見学へ。しかし、どこもかしこも暑い。ヒルズはただ、デッカイビルのショップで、面白くない。対象年齢が違いすぎる感あり。早々に退散し、銀座でお茶して、それからおなじみの浅草へ。浅草も超暑いけど、なんとなく落ち着く。



夕暮れの浅草寺でまったりして、宿に帰り、下町の小さな寿司屋で軽く食べて、本日終了。朝は早いし、ETCトラブルはあったし、渋滞に酷暑、疲れました。

次の日、ホテルの無料朝食、期待していなかったが、いい意味で裏切られ、なかなか美味しい朝食だった。それから、昨夜深夜に仕事から帰ってきた娘の荷物を職場近くのコインロッカーに入れ、彼女は都内の建築現場見学へ。我々はいつもお世話になっている墨田区の刃物屋さんへ。ご夫婦や手考会のメンバーの方とお話を楽しみ、お昼は地元の人しか絶対にわからないような美味しくて風情のある蕎麦屋でご馳走になる。

それから猛暑の東京を脱出し、富士五湖へ向かう。最初に行こうとした河口湖はとんでもない渋滞なのでパスし、本栖湖へ。そこで自転車をひっぱりだし、湖を一周。気温22度くらいで、とても気持ちのよいミニサイクリングだった。

夕方帰り始める。富士宮やきそばが食べたく、お店を探すが、よくわからない。結局、富士川SAの500円(高い)テークアウトで我慢。けどうまい。帰路につくと、いきなり渋滞の情報が飛び込む。静岡付近で8k、豊川付近で25kだというのだ。それなら、ゆっくり帰ろうと思い、まずは晩飯。日本平Pの食堂で、私は「地魚定食」、カミさんは「紅白丼セット」、各々800円を食べる。地魚はマグロのカマ焼で、美味くてボリュームたっぷり。紅白の方はシラスと桜海老で、これまた美味い。最近の高速PAは、探せばいい店があるなあ。

多少は渋滞が短くなったものの、合計20kほどの渋滞で二時間以上遅くなり、帰りついたのは午後11時ごろだった。疲れたけど、内容テンコ盛の二日間だった。

2010年8月4日水曜日

携帯電話の解約違約金

自分には合わないかもしれないけど、どうもiPhoneは便利そうだ。今でも出張先でメールチェックや返信、ホテルを探したり自分のブログを更新したするために、ノートパソコンを持ち歩き、宿はネットが繋げるところが条件だ。でも、どこでも手軽にネットにつなげることができるようにと、イーモバイルなどのデータ通信末端購入を検討していた。しかし、持っている人の話を聞くと小さなiPhone一つでその役目をはたしそうである。それで今のAU携帯電話からiPhoneに乗り換えようと費用などを調べてみた。

iPhone4の購入費用は新規や乗り換えなら、近くのショップでは400円だという。月の定額費用は6000円弱で、あとは購入時の事務手数料と番号引き継ぎ事務経費が5000円くらいかかるという。

ここまでは、全くの想定内。ところが、AUの解約違約金という落とし穴があった。二年契約の「誰でも割」とかいうサービスに入っていて、来年8月以外の時期では違約金が9975円かかるという!!!解約違約金については、今の携帯を買った3年ほど前にぼんやりと説明を少し聞いたような気はする。漠然と3000円くらいの違約金だろうと思いこんでいた。

これって、個人が携帯を選ぶ権利を不当に侵害しているんとちゃうか???

この件で調べてみると、「京都消費者契約ネットワーク」というNPO法人が今年6月にNTTドコモ、KDDI株式会社に対して解約違約金条項使用差止請求訴訟を起こしている。やはり大きな社会問題なのだ。

iPhoneを使ってみたい。けど、そんなに急ぐわけではない。それよりAUが行っている、密かにユーザーを囲い込む商売戦略に腹が立つ。そんな縛りでシェアを守るより、機種の魅力や通話やデータ通信の魅力を向上させるなど、本質的な競争をしてほしい。日本を代表する優良企業だけに情けない。

とりあえず、上記NPOの起こした裁判の行方を注目したい。

2010年7月16日金曜日

雨の日の小旅行

��梅雨末期の大雨で、各地に大変な被害が出ているようで、この文を削除しようかと思いましたが、集中豪雨の被害を知らない時に書いていたものですので、タイトルを変更して再掲載させていただきました。)

二週間に一度は、ちょっと遠出をして、気分をリフレッシュしています。
先日梅雨空の中、京都の石山寺、三井寺、などを見てきました。集中豪雨の被害にあわれた方には申し訳ありませんが、運良く雨はそれほど強くはありませんでした。雨の日のお寺は、人が少なく、落ち着いて、とても良かったです。なお、私自身信仰心はほとんどなく、権威をかさに着た巨大宗教には肌が合いません。純粋に観光目的のお寺巡りです。

カヌー屋をやっていた時、よく石山寺の前を通って琵琶湖へ行ったことがあるけど、お寺に入るのは初めて。行ってみて「石山」という意味がよくわかりました。珍しい巨岩がニョキニョキと本堂の手前に。雨にぬれた境内はなかなか。それから予定になかった三井寺へ。ここは期待してなかったけど、本当によかった。観光客がほとんどいない本堂の縁側に座って雨の境内を見ていると、信仰心に乏しい自分でも、妙に心が落ち着きました。京都市内もいいけど、石山寺と三井寺、おすすめです。ただ、雨でとても人が少なくかったので、観光シーズンに行くとどんな印象かはわかりません。

京都市内の「法金剛寺」へも足を延ばしました。ここは蓮の花が有名な小さなお寺。流石に外国人の姿はほとんどなく、地元の人が多い感じ。大きな花でありながら、蓮の花は私の好みでした。7月中は見ごろとのこと。京都の穴場的お寺かも。

2010年6月25日金曜日

自宅へ搬入

数年前に作り、ほとんど完成していながら、仕上直前で放置していたキャビネットを、ついに今週仕上げて自宅へ運び込んだ。カペラゴーデンの小さなブックレットを頼りに、習作として、できるだけ図面に忠実に作ったもので、日本に滞在したことがあるP氏の指導の下、その生徒だった方の作品が手本。

数年ほっておいた代償は大きい。天然乾燥だと思われるヒバを使っているが、狂い、焼け、昆虫の糞の跡・・・。元々技術向上のための作品なので人に見せるものではないし、ふと自宅の寝室で使おうと思いついた。鉋がうまくかかっているので280番で軽く研磨した後、5倍くらいにうすめた油性ポリウレタンニスを刷毛とタンポで二回塗る。そして棚板と棚ダボを入れ、扉の金具を固定し、裏板を取り付けて完成。

家に入れてみて驚いた。家具の周りが正に北欧の雰囲気になった。扉の中に五杯、上部に二杯、計七杯の抽斗は全て包みアリで、底板も無垢で北欧の正統的作り方。こんなに手間をかけることは仕事ではできないような気がする。

2010年6月13日日曜日

エノテラ

工房の土手で写真の花が、長い間、咲き誇っている。

月見草の仲間でエノテラというらしい。土手の端っこにちょっとだけ植えていたのが、10mぐらいまで広がってきた。すごい繁殖力。
もうすぐ梅雨に入るけど、いつまで咲いているのやら・・・。

2010年5月28日金曜日

工房外壁塗装

展示会や個人的なことで疲れていたけど、前々から「塗らないといけない」と思っていた、工房北側と東側の塗装をやっと始めた。

サドリンクラシックのグレーアンバー色を塗っているが、西側と南側は6年ぐらいでかなり禿げてきたので、塗りなおしている。日光の良く当たる面から劣化しているので、太陽光の力が一番強く影響しているようだ。耐光性をよくするために、かなり顔料が入っている。これが、すぐに下に沈む。だから、下げ缶に小分けしてからも、刷毛で頻繁に混ぜながら塗る必要がある。慣れない高所作業でもあり、最初はうまく塗れなかったが、しばらくするとコツがつかめてくる。”のんべんだらり”と塗ると、塗料が乗らない。それで、最初は塗るべき範囲のところどころに刷毛で塗料を置き(まくばり)、それを所定の範囲に延ばすように塗るのだ。よく聞く塗装の基本だと思うけど、それが実感できてくる。

このデンマーク生まれの塗料は、日本ではあまり好まれないように思う。基本的にオイルフィニッシュ塗料であり、吸い込む量が多い割りに塗膜ができにくい。木目を生かしながらの外壁塗装の意味を理解されていない顧客の場合にはクレームが出そう。で、プロはもっと塗った感じがあり、かつレべリング性能の良い塗料が好まれるに違いない。余談だけど、写真で見える横方向のムラは、最初に塗った塗装屋さんの仕事。残念ながら、プロの塗装屋さんとしては情けないレベルだった。

疲れるので一日に幅4mずつ塗るつもり。庇があってハシゴがかけにくい東側は困難そう。とにかく、ハシゴから落ちないようにしないとね。

2010年5月25日火曜日

ピアノの修理

うちにピアノが一台ある。それはカミさんが子供の頃におばあちゃんに買ってもらった、ヤマハU1という機種で、ヤマハの極めて初期のアプライトピアノだという。それを近所の音楽教室を運営する会社に頼んで、調律してもらっていたが、今年の調律で、「糸も切れ掛かっており、大々的な修理が必要。費用もかさむので買い換えてはどうか」と、同行してきた営業マンが売り込んできた。カミさんは長年使い込んだピアノを手放す気になれず、修理の見積をとってみた。その結果、最低でも60万円弱という見積。新品を売りたい営業マンの戦略も感じられ、どうも納得がいかない。それで、ネットで探して、最近独立された個人のピアノ修理・調律の方に見積をとってみたら、修理費用は数万円だという。

その方に、ピアノの修理を依頼した。ピアノから鍵盤や稼動部分を取り出し、それを持ち帰って修理し、その後一日近くかけて、ウチのピアノに取り付け、調整された。その方の話では、このピアノは金属部分も今ではめずらしい鋳物製で良い木が使ってあって、とてもやわらかい良い音がするという。

さて、帰って気たピアノの音を聞いて、弾いている本人はもとより、ピアノのあまり興味のない私も驚いた。とても繊細で美しい音に変身していたのだ。本当に買い換えないでよかった。ピアノを売る営業マンの言うことを信じていたら、こんなに良いピアノを手放すことになっていたわけで、実に恐い。

修理された方の話では、修理に5万円以上かかる場合は、よく検討した方がよいとのこと。また「ノルマで新品を売りたい一心の営業マンの言いなりになってはダメ」とも。なんか、家具にも通じる部分があるようだ。

2010年5月1日土曜日

リフレッシュ

このところ、いろいろあって、遊びに行っていない。しかし、気分転換に思い切って昨日4月30日に京都の街へサイクリングに行ってきた。心身ともにリフレッシュしないとね。

連休の狭間で渋滞が心配だったけど、案外素直に京都東ICにつく。意外にも高速料金が1050円で済んだ。市内へ入って二条城近くのコインパークに車をとめる。木工家のKさんから一日1000円のところがあったという情報を聞いていたけど、大通りの側で自転車を出すスペースがあるパーキングを発見、昼間上限1200円で妥協する。京都でも空地にコインパーキングが増えているようだ。喜んでいいような悪いような・・・。

昼飯は近くの京都三条商店街にある、ごく普通の麺類屋さん。二人でにしんそばとチャーハンを頼む。ごく普通の麺なのだが、にしんがうまいし、チャーハンが超うす味。京都の味がええなあ。さて自転車を組み立て、歩道が広くて快適な御池通を東へ進み、鴨川の東側を南下、五条大橋に至る。ここから清水寺をめざす。ところが清水寺への道はあまりに観光客が多いのでパスし、高台寺のあたりから円山公園への道に入る。このあたりは世界的な観光地、そのうえ修学旅行の生徒の集合場所になっていたりで落ち着かない。それでも知恩院の立派な山門あたりから人影が少なくなり、平安神宮の鳥居を見て、琵琶湖疎水のインクラインのある蹴上まで行って左折、南禅寺、永観堂へ。そこからは哲学の道をゆっくり走る。多分このあたりが京都好きがよく来るところではないかな。銀閣寺までいくとまた観光客が多くなって、そこを素通りして、吉田山のふもとの道を御所へ。広大な御所の砂利道をぐるっと回って、丸太町から御池通りへ戻って、パーキングに帰り着いた。

自転車をしまってお茶でもしようと、また商店街を歩く。ええ店ないなあと思っていたら、外国人が入っている喫茶店があって、そこのメニューを覗き込んでいたら、タコ入道みたいな外国人がやってきて「どうぞ、お入りください」と言われて、思わず入ってしまった。古いスポンジが飛び出した椅子に座って、本日のコーヒーと抹茶パフェをいただく。店内の張り紙などを見ていると、どうもこの店は有名で、店の名は「らん布袋」というらしい。あとで調べたら、あのスキンヘッドのおっちゃんは裏千家の先生で、マスコミにも時々登場するカナダ人だった。二階では毎月落語会が開かれるとのこと。私達はそんなことは全く知らないで店に入ったのだが、それでかえって面白かった。

帰りも全く渋滞することなく、快適に高速代1050円で春日井ICまで着いた。連休の穴場を狙ったゲリラサイクリングはなかなか良かった。京都を離れてから、だんだんと京都が好きになっている。写真は「哲学の道」。

2010年4月16日金曜日

この寒さのせいか?

展示会用の作品作りをしなければならないのに、そういう時に不思議と用事が重なる。そのうえ、この寒さのせいか、腰を痛めていたのが、なかなか治らない。治らないどころか、三日ほど前から左脚に力が入らなくなり、左足だけでは階段を上がれない。こんな症状は初めてなので心配になり、今日近所の整形外科で診てもらった。

「X線による診断だけでは確かなことは言えませんが、21歳の時にヘルニアの手術跡の上にある腰椎が小さなヘルニアを起こしているのではないでしょうか」という診断。そして「若い時は痛みが出ますが、歳を取ると神経麻痺の症状が出るようになります」とのこと。いやはや、歳は取りたくない。当面暖めたりマッサージをしたりしながら、ビタミン12製剤を服用して、様子を見るとのこと。

誰もがそうだとは言えないでしょうが、多くの方は50代も後半に入ると、何かしら衰えがでてくるものと思います。40歳を超えて木工で独立した遅咲き木工家の場合、ガンガン物作りができる期間は、10~15年くらいかもしれません。皆さん、時期はずれの寒さに用心してください。

2010年3月29日月曜日

バンドソウの故障原因発見

ウチのデルタ14インチバンドソウはMade in Americaで20年近く使っている(正確な購入年は忘れた)。それが、昨年ぐらいから、ときどき回らないことがある。何度かスイッチを入れたり、手でホイールを回すと直っていた。でも、昨日はそれが頻発し、とうとう寿命かなと、困っていた。

単相誘導モーターは、そのままでは回り始めないのでコンデンサーで電気の位相をずらせ、それで回り始める力を得ている。だから、コンデンサーが悪くなっていると思い込んでいた。それで、昨日は三相のモーターに入れ替える決心をして注文までした。しかし、単相誘導モーターについて検索していたら、ひとつだけ以下のような書込みを見つけた。

「多くの誘導モーターでは、始動コンデンサで回転が始まったら、遠心力でコンデンサを切り離し直結するような機構があって、その動きが悪くなることがある。大抵はモーターのプーリーをつける回転軸の反対側にそれがあるので、潤滑剤でも拭きかければ直ります。」

今朝早速、モーターの裏側のプレートをはずして、その機構があることを確認した。何度かスイッチを入れたり切ったりして、動かない状態の時には、始動すべき位置までそれが戻っていないことが確認できた。原因はこれだったのだ。CRC556を稼動部分に拭きかけ、動きをよくしたら、問題なくスイッチが入るようになった。

早速、昨夜monotaroに注文した三相モーターのキャンセルを電話したけど、間に合わないかもしれない。でも、モーター自体、寿命が近い様子なので、ダメなら交換するための備えと考えて諦めよう。

とにかく、原因がはっきりして、よかった。単相誘導モーターをお使いの皆様、このようなトラブルがありましたら、参考にしてください。

2010年3月8日月曜日

SAWSTOP

ウチの工房は開設10年を経過したけど、その間木工機械による大きな事故は起こしていない。絶えず注意を喚起しているとはいえ、起こる可能性はいつでもある。趣味の教室なので、いっそう恐い。

SAWSTOPという丸鋸盤、ご存知の方も多いだろう。指が丸鋸刃に触れた瞬間刃が下がって、大きなケガをしないという、今までにない発想の丸鋸盤である。アメリカの国内価格は、中級モデルで3000ドルくらいなので、興味があって、見積をとってみた。
この機械は、欧州のメーカーと同様、代理店を通しての販売しかしていない。日本では名古屋のフクモトという機械屋さんが扱っている。先日そこに機械のパンフレットと販売価格の資料を請求した。その価格は94万円であった(○_○)。

実際の納入価格はもっと安いのかもしれないし、代理店の存在価値やマージンの必要性も充分理解している。しかし、あまりに高い、理解できない。「指を落とすことを考えたら安いだろう」という脅迫的価格に思える。この価格を見た瞬間、ブログに書かずにいられなかった。

2010年2月9日火曜日

おぼろ昆布

昨年秋に買った黒おぼろが美味しかったので常備したく、業者登録をして業務用のおぼろ昆布1kgと、ついでに出汁用の羅臼昆布も1kg購入。小売りは高いので1kg仕入れたわけだが、届いてみると、枕ほどの大きさ!!。でもこれで、好きなだけ、おぼろ昆布が食べれる。うどん、鍋物、おにぎりetc。

おぼろととろろの違いは、おぼろは板の表面を削ったもの、とろろは薄板を重ね木端を削ったものとか。黒は表皮の部分で濃い味で安価。白おぼろは高級品とのこと。

関西人のせいか、おぼろうどんが好物。寒い冬の昼ごはんにいいですよ。