2011年4月20日水曜日

クラフトフェア

モノだけ出品していた美濃国池田クラフトフェアが終わり、教室の卒業生であり木工仲間の「楽木屋」さんが作品を持って来てくれた。写真も撮っていただいたようで、それを見るとなかなか美しく展示していただいていて、感謝々。



昔は丹波や舞鶴に結構参加していたが、今回久しぶりのクラフトフェアである。売れることは全く期待していなかったが、若い女性が二人バターナイフを買ってくれたらしく、たった1600円の売上ではあるが、率直に嬉しい。

クラフトフェアというのは、”立つ”位置が難しい。場所ではない、コンセプトの問題だ。1000円以下の手軽に買えるものが売れることは間違いない。以前参加してクラフトフェアでは、海外から輸入した木工小物に穴をあけて色をつけただけの500円のキーホルダーでほとんど売上をとっている人もいた。だから、どうしても500円でも利益がでるように作るようになる。しかし、そんな小物ばかり並んでいるクラフトフェアは、面白くない。かと言って、手間を考えれば10万円以上するような手の込んだ椅子を並べても売れるはずはなく、野外であれば、傷もつきやすい。

やっぱり、クラフトフェアは、「売るのは二の次」で参加するのが正解だ。売れなくてもいいから、「オモロイもの」「見たこともないモノ」「誰でもできそうで、できないもの」なんかが並んでいると楽しい。そんな”ヘンテコ”なモノを作って、どこかのクラフトフェアに出てみようかな。

2011年4月14日木曜日

池田町へ

今週末の16、17日、岐阜県揖斐郡池田町で行われる「美濃国池田山麓クラフト展」の会場を見てきた。土日は本業で動けないので毎回モノだけ参加している。今回も小物を出品させていただいているけど、一度会場の雰囲気を見ておきたかったのだ。桜も遅めなので、散り始めの桜を楽しむこともできるだろう。

名神大垣ICからかなり走って行き着いた池田町は、山裾にある落ち着いた佇まいの村だった。その中に熊野神社があり、参道の中ほどに昭和初期に建てられた田舎の雑貨屋さん「土川商店」があって、ここは時間が止まったような空間である。その二階で木工仲間達が「木の小物」をテーマに展示販売をする。私は不在ですが、よかったら、見に来てください。


クラフト展は、熊野神社の境内や周辺で行われるとのこと。今日は桜吹雪の舞う、絶好の花見日和だった。例年は桜のシーズンは終わっており、今年のような桜の舞い散る中の準備は初めてだそうだ。


境内の右手奥の森の中に、写真のようなデッカイ将棋の駒が立っていた。「歩寄」か・・・。そうや、「今は歩み寄ることが大切や」と、首相を責めてばかりいないで、今は敵も見方もなく、協力してやってほしい。原発だって、それを推進してきた連中の尻拭いを今の政府がやっているんだから、最大限の努力をするのは当然ではないだろうか。



偶然お会いした実行委員の女性の方から、近くの「弓削寺から池田温泉までの道の桜が美しいですよ」とお聞きした。谷汲山へ足を延ばした後、池田温泉でヌルヌルのお湯につかって帰路についた。

2011年4月5日火曜日

水道栓カートリッジ交換

最も使用頻度が高い台所の水道栓(TOTO製、水と湯の混合タイプ)の調子が半年ほど前からよくなかった。水漏れがあったので、3ヶ月ほど前に首振りのところのゴムパッキンを交換した。しかし、この頃、水を止めるレバーの動きが渋い。調べてみると中のカートリッジの寿命は数年だそうで、ウチのは10年以上使っているわけだから、交換した方がいいに決まっている。

TOTOの部品を扱っている店を同社のHPから見つけ、交換用カートリッジを購入。なんと6400円+税で6720円もした。せいぜい2000円ぐらいのモノだ。しかし、よく考えてみると、10年以上前の製品の交換用部品が、家から30分ほどの販売店で、すぐ入手できるということはスゴイことだ。今月のHPでも書いているが、昨年末に買った集塵機が半年も経たない内に販売中止になっているのに比べ、この安心感はどうだ。取扱説明書を見ながらカートリッジを交換し、驚くほどスムースに軽く、水が確実に止まるようになった。水道屋さんに来てもらったら、15000円ぐらいかかるのではないかな。

こういう販売代理店を経由する商売では、末端の消費者はかなり高価な買い物をすることになる。しかし、それは長期間の保障が得られることにもなる。海外製の安い製品の場合には、こうはいかないだろう。どっちがいいのか一概に言えないが、サイフにはきびしいくても、安心感の方がありがたい気がする。

写真はこのことと関係なく、散歩に立ち寄った落合公園の桜の様子。満開まであと少しだ。