2011年11月4日金曜日

歳月

東海展に次く教室作品展も終わった。その後の予定行事も終わり、やっと明日から通常のパターンに戻る。ヤレヤレというところ。

作品展の際、天気のいい日は中庭(と言えるほどではない)で空をあおぎながら、仲間とテーブルを囲んでお茶をするのが楽しい。その屋外のテーブルが10年の歳月を経て、朽ち果てていた。ツーバイフォー材17本で作った、簡素なテーブルで、最初は外壁塗料の残り(サドリンクラシック)を塗っていたが、数年経つとカサカサになったので、通販で余った油などを適当に染み込ませたりしていた。そして、ここまで腐食が進んだのは、二年ほど前かな、庭仕事をするヨメサンが夜ナメクジから守るために植木鉢を置きだしてからである。土壌中のセルロースを分解菌が木に移ったのだと思う。とにかく、見てのとおり、急速に分解されて、ボロボロになった。



あまりに見苦しいので、教室展の直前、約一日で同じタイプで新調し、古いのは植木鉢専用になった。今度はできるだけ長持ちするよう、メーカー製屋外用塗料を塗ることにした。ホームセンターで選んだのはニッペのウッディーガード(水性)、ライトオーク色。値段は0.7リットル1980円ぐらいで、そんなに高くはない。塗ってみた感想は、流石にメーカー品という感じ。塗りやすく、垂れにくい。これからは水性塗料の時代だと思う。刷毛の洗浄がメチャ楽。洗った刷毛は、念のため、紙コップに入れた水に一晩漬けておくと、ほとんど刷毛には塗料が残らない。天板上部は3回、その他は二回塗ったが、作品展最終日に降った雨は、玉になって、天板の上に盛り上がっていた。塗りたてだけからかもしれないが、撥水性がすばらしい。室内の木部や木製品の塗装は安全第一だが、屋外の場合は耐腐食性、耐光性、耐水性が大切。自分は自然素材である植物油などを通販しているが、屋外に限ってはメーカー製品の方が適していると思う。



写真の美しさがいつまで保てるだろうか?10年経った時に比べてみたい。それよりこっちの元気の方が先に参ってしまわないようにしないとな。