2012年7月29日日曜日

積年の粉塵

木取りによく使うジグソウ、前から音がおかしいと思っていたが、今日いよいよ調子が悪く、限界を感じた。もう20年以上使っているので、充分元は取っている。電動工具は自分で分解すると、調子が悪くなったり部品を破損したりすることが多いが、ダメなら買い替える覚悟で、分解してみた。

ネジを外し、スキマにドライバーをつっこんで慎重に開けてみると・・・、予想したよりはるかに大量の木屑とグリスの団子状態のものが、びっしり詰まっていた。モーターの回転子も引っこ抜いてしまい、元通り組めるか、心配だ。



意外にも、ブラシはあまり消耗していない。紛れもなく不調の原因は、グリスを封入されていたギアの周囲の、黒いオカラのような油まみれの木屑。手を真っ黒にしながら、ブラシや木のヘラで粉塵を取り出すと、写真のように、こんもりと山になるほどの量だった。



ギアや可動部分はかなり磨耗しており、これからあまり長い間使うことはできないと思うが、とにかく大量のゴミを掻き出し、ジグソウが復活。寿命まで修理しながら使ってやれそうなことが嬉しかった。



2012年7月22日日曜日

羽衣&O工房訪問

梅雨あけ宣言は早すぎたのでは?猛暑の後、7月とは思えない涼しい日。庭の土手の雑草に白く薄い”羽衣”がかかっていた。

くもの巣と雨粒の仕業。でも、なかなか美しい。

木工教室は夏休みなので、普段はできないことをやっている。卒業生のO氏はセルフビルドで小さいながらも立派な工房を建て、動力の木工機械も入れて、現在は他の仕事もしながら、土日はプロとして木工をやっている。彼が最近買った木工旋盤を見たかったので今日行ってきた。彼は小田原で寄木細工の仕事を経験していて、主に小物中心のものづくりをしている。こうして自力で”夢”を実現しているのを見て、こちらも元気をもらった。

2012年7月5日木曜日

抜糸

手術から一週間経ち、今日は抜糸の日だった。

レントゲンを二枚撮った。しばらくの間、術後の患部の様子を経過観察するそうだ。嚢胞(膿胞ではなく、これが正しい言葉らしい)摘出後の空間には血が溜まっていて、そこに半年とかの長い間に骨がゆっくり再生するとのこと。その間感染させないよう注意しないといけない。抜糸したら、いくぶん口が軽くなって、今のところ何の問題もない。

写真のタリーズコーヒー、特に好きなわけではないが、お世話になった病院のロビーに、受付や会計のカウンターに対面するようにこのコーヒーショップがある。病院というと、どうしても消毒薬臭くて陰気な雰囲気が漂うが、このショップのおかげで、病院にしては明るく都会的なムードがある。先日の退院の日、迎えのヨメさんと一緒にここでコーヒーを飲んでちょっと嬉しかったが、私達と同様に嬉しそうにコーヒーを飲んでいる夫婦が他にも居た。また病室からパジャマ姿でコーヒーを飲みに来ている患者さんもいて、病院がこういうコーヒーショップを設置したことは、英断ではないだろうか。