2013年5月15日水曜日

工房とエノテラ

ブログとは名ばかり、ほぼ月3回の更新頻度になっている。今流行りのFacebookも他の方達の活発な書きこみに追い立てられるようで、自分はどうも居心地が悪い。マイペースでいくことで長続きする・・・、と思うことにしている。

さて、今日は珍しく木工の話題。
薄い天板を作っている。どうしても少しは波打つので、完璧な平面を目指して鉋をかけると薄くなる部分が生じる。それでわずかな湾曲には目をつむり、スクレーパーで自動鉋の跡だけをとることにした。キャビネットスクレーパーと通常のスクエアスクレーパーを使い、ナイフマークをとっていく。よく切れるスクレーパーなら、こんな風に木屑がでて、まるで鉋屑だ。


夕方外に出ると、工房西側の土手に”エノテラ”が絨毯のように咲き誇っている。ヨメさんが前の家から引っ越してくるときに持って来て植えたものらしい。徐々に生育範囲を広げ、土手の半分まで勢力が広がってきた。庭にも飛び火し、エノテラに占領されそうな勢いだ。よほどここの土が好きなのだろう。

2013年5月5日日曜日

大黒屋光太夫記念館

前日記で紹介した鈴鹿市の大黒屋光太夫記念館に行ってきた。小さな平屋の記念館は無料だが、正直地味。しかし町をあげて過去の英雄とも言える「大黒屋光太夫」の業績を残そうという心意気が感じられた。故郷に里帰りした際の様々な文書など興味深い。

入館時、お客は私達二人だけだったが、その後カメラを首からぶらさげた男性がやってきた。写真撮影禁止なのに。すぐ理由がわかった、その男性は新聞記者さんだったのだ。帰ろうとしたら、記念館の女性が「すみませんが撮影のモデルになってもらえませんか?」。顔が映るわけでもないので、まあいいかと気楽にOKし、陳列ケースを見ている後ろ姿を何枚か撮られた。どこの新聞社か聞かなかったが、帰宅後ネットで検索してみたら、その写真を発見。あまり見たくない後姿ですが、よい記念にはなりました。

伊勢新聞、鈴鹿 神宮敬い帰国後参拝 光太夫の里帰り紹介