2013年1月17日木曜日

大坂弘道展

2月11日まで練馬区立美術館で「大坂弘道展」が開催されている。奈良近郊に住んでいる時、正倉院宝物の箱を復元されたというテレビ番組で氏の存在をはじめて知った。超絶というか、真似など到底できない細かく完璧な仕事をされる方だ。その大坂さんが今まで作られたほとんどの作品を練馬区に寄贈され、それを記念に開催された展示会である。



これは絶対に見たいと思っていたが、やっと昨日行ってきた。東京に大雪が降った次の日で美術館周辺もまだまだ雪で、足元が悪いし、環状八号の渋滞を甘く見ていた。いろいろあったが、本当に来てよかった。木工に限らず工芸に興味のある方には絶対おすすめ。おそらく、これほどの作品を見ることができる機会はもうないのではないだろうか。そのうえ、なんと入場無料!。

公式サイト
大坂弘道展

2013年1月12日土曜日

珍しい同窓会

先週、学校を出て最初に就職した会社の上司がリタイヤ後に創った陶器の個展があった。若い時から陶芸をされていたが、悠々自適になってからは二年間で90点以上という力の入りようだ。ついに自宅での収納が困難になり、希望者に無料で配布するという、あまり聞いたことがない展示会である。当時は50人ほどの小さな会社で、上司と言っても、学生の延長みたいな社員生活で、実に面白かった。今は押しも押されぬ優良企業になっているが、儲かっていなかったその頃の会社が一番面白かったことは間違いない。



それに合わせて当時の同僚達が集まり、同窓会を行った。30年近くの歳月を越えての集合で、それぞれ年を取ってはいるが個性は変わらないところが面白い。学校の同窓会はよく聞くが、最初に居た会社の同窓会というのは珍しい。6時30分に始めた宴会が気がつくと11時過ぎ。いやはや楽しかった。早期に退職したにもかかわらず、声をかけてくれることがありがたかった。