2013年4月26日金曜日

大黒屋光太夫

先月旅行の際、出発前にふと買った井上靖氏の「おろしや国酔夢譚」があまりに面白く、主人公の大黒屋光太夫への興味がつきない。映画化もされているし、読まれた方も多いと思う。江戸時代に難破、漂流し、流れついた極北の島から、過酷なカムチャッカやシベリアの旅を経て、やっとイルクーツクで人並みに生きることができるようになる。そこで人脈を得、ついにはぺテルブルグまで行き、女王に会うことがかない、信頼を得て日本への帰国が許される・・・という、嘘のようなノンフィクション小説。その大黒屋光太夫は伊勢の船頭で、記念館が三重県鈴鹿市にある。近いうちに行ってみたい。

大黒屋光太夫記念館

子供の頃、ソ連(ロシア)は恐い国だと教えられていたが、二回行ったウラジオストックでお会いしたロシアの人々の印象は良い。この本に登場する多くのロシア人も異国の漂流民にとても親切な人が多い。この本を読んでいたら、ウラジオストック行きを、もっと充実したものにできたのではと思う。後悔先に立たず。

2013年4月16日火曜日

エアポートウォーク

自分は乗り物好きだ。鉄道や船、そして飛行機はどうもテンションがあがる。三日連続の教室が終わる火曜日は自然発生的休日となるので、今日は県営名古屋空港へ行った。そこのショッピングセンター「エアポートウォーク」がお気に入りなのだ。以前の国際線ビルを改造しているのだが、意識的に空港施設のムードを残しているところが面白い。西の景色を見ながら広い休憩スペースで軽食を食べ、屋上の空港が見えるラウンジで広い飛行場や離陸する飛行機を眺めているだけで心が和む。同じようなおっさんが何人かいた。常連も多いようだ。あとは4階の紀伊国屋でゆっくりと本を見る。ダレーッとした休息モードの日に適したよい時間だ。

2013年4月5日金曜日

枝垂桜

工房から10分ほどのところに「東谷山フルーツパーク」があり、枝垂桜の名所だ。午後にちょこっと見てきた。
毎年、花は美しいが、人が多いのが苦手。ぐるっと一周しただけで、好物のソフトクリームも食べずに退散。
でも、今年も見れてよかった。