2013年12月27日金曜日

年末にバタバタと

秘密保護法・銃弾供与・靖国参拝と、年末年始の休み前を狙ったように、現政権の動きが続く。政治に詳しくはないが、終戦から70年近く経ち、親の戦争体験しか聞いたことのない我々でも、アブナイ方向に向かっているように感じるのはごく自然な感覚ではないか。一年前から自民一人勝ちの現状だが、このままではいけないと思う。

話は変わるが、年末の工房整備をしていたら、手押鉋盤の音がおかしい。見てみると、駆動ベルトの揺れが激しく、ベルトをもう少し張らないといけない。接近しやすい機械の前側から奥にあるモーターの固定ボルトをゆるめ、木の棒でつっぱるように動かして張力を調整する。床に近いところなので、体勢が苦しい。こういうときに無理すると腰痛になる。気をつけながら、左手で下側のナットをレンチで固定しつつ、右手で4本のボルトを締める。格闘30分でなんとかよい状態になった。ヤレヤレ。



木工機械の償却期間は10年くらいだったと思うが、この機械はもう還暦が近いのではないだろうか。注油はもちろん、ベアリング交換、ベルト調節と交換、など磨耗した部品を交換しながら、まだまだ使えそうだ。人間もやね。

2013年12月12日木曜日

神戸へ墓参り

信心深くはないが、せめて盆と年末は墓参りを続けたい。墓に向かうと、あらためて、どうして今自分がここに居るかを考える。

ウチのお墓は、祖母が熊本で亡くなった祖父の遺骨を分骨し、神戸に持ってきた時に建てたもので、異人館で有名な北野町の山手、再度ドライブウェイの入り口にある追谷墓園にある。街からすぐの立地だが、急傾斜で危険な谷筋にあり、墓以外の利用法はないらしい。神戸市のマーク、イカリの植え込み、夜にはライトアップされる「市章山」直下にあるため、写真では見づらいが、奥の方にはマークが見てとれる。



その後、久ぶりに神戸でゆっくりし、夜は初めてルミナリエを見た。有名すぎるのか、あまりに人が多く、また警備体制がものものしすぎ、あまり良い印象はない。

夕方腹が減ったので、以前好印象だった花隈近くのJR高架下にある中華料理店を再訪。大学生の時にも何度か来たことがある店で、今の主人は二代目。L字型のカウンターだけで10人も入れば満席の小さな店。ところが、でてくるラーメンやチャーハンが、アッサリしながらもとても味わい深く、そのうえ店主と奥さんの軽妙なトークが実に心地よい。ひょっとしたらと思い、主人に「神戸幼稚園まだありますか?」と聞くと、案の定卒業生で、幼稚園の二年くらい後輩だったことが判明。今後神戸によったら、必ず行く店になりそうな、お気に入り中華料理店となった。こういうことがあるので、やはり生まれた街はいい。

2013年12月3日火曜日

高村光太郎展

碧南市藤井達吉美術館で開催中の「高村光太郎展」を見てきた。展示されている作品はブロンズから木彫、それに妻知恵子の貼り絵と、数も内容も大変充実したものだった。ブロンズの人間像をはじめ、木彫のセミなど、すごいリアリティーで迫ってくる。12月15日までなので、ご興味のある方はお見逃しなく。