2015年6月25日木曜日

新聞は「安保法案反対デモ」、テレビは「ゴミ屋敷」

今朝の中日新聞第一面は安保法案反対のデモのニュースだった。


一方、テレビの朝のニュース番組では、多くの局で「横浜と豊田のゴミ屋敷」問題を長々と取り上げていて、デモ関連の報道を私は見かけなかった。

”ゴミ屋敷”、”河川敷ゴルファー”、”無謀な自転車”等々、どれも生活にかかわる問題ではあるけれど、ニュースが少ない時、あるいはニュースにしたくない事象があった時に画面を埋めるために使われているような気がする。今なら、やはり安保法案反対デモを大きく報道すべきだと思う。

2015年6月10日水曜日

コウモリがミイラに

先日の教室の最中に、機械室のすみっこに立てかけたある材木の上に、コウモリが張り付いているのを発見。こういうのは苦手だが、今日はその道のプロがいるので、お助けをお願いしました。野生動物保護や人里に現れた場合の対処がご専門の生徒さんがいるのです。

「捨ててもよい軍手を貸してください。」ということで、油のしみついた軍手を渡すと、そっとコウモリを掴みにいきました。「ああ、完全にミイラになってます!」。建物の隙間から入ったものの、出口が見つからず、力尽きて材木の上でミイラ化したようです。コウモリの即身成仏ですな。

 気持ち悪いけど、見ようによってはかわいい顔をしてます。庭の片隅に埋葬した後、「軍手はビニール袋に入れ、すぐに捨ててください」とのこと。プロを感じました。

2015年6月4日木曜日

京都、四国

5月第五週は教室はお休みなので、帰国中の娘を交えて、旅行をしてきました。初日は娘が家族旅行で来日されたアメリカの方を案内するということで京都へ。フリーな私達は暑い中、仁和寺~嵯峨野界隈をサイクリング。仁和寺も大覚寺も初めて、京都もまだ見ていないところが多いです。3人での宿泊場所を探していたら、この時期観光客が少ないのか宇多野ユースホステルが利用できました。ユースホステル何年振りでしょう?このユース、「世界で一番居心地のいいユースホステル」に選ばれたそうです。たしかに昔泊まったユースホステルのイメージではありませんでした。写真は大覚寺からの眺めです。
 


次の日は実家近くの明石海峡を通って高知県の木工仲間の工房を訪ね、彼がよく波乗りで遊んでいる入野松原を案内してもらいました。雨ではありましたが、とても広くて美しい浜辺と松林で、いいところやなあとしみじみ思いました。ただ思っていたよりもずっと遠かった。20歳代仕事で四国を回っていましたが、高知より西はほとんど行ったことがなかったのです。すぐに行けない場所だからこそ美しい環境が残っているのでしょう。ここでキャンプの予定でしたが、雨のため、そこからほど近い「海坊主」という宿に泊まりました。タビエビという名の珍しいエビをいただきました。

翌朝は足摺岬へ。ここも遠かった。ですが、とてもいいです。断崖絶壁上の遊歩道は沖縄の植生に似ていました。 お遍路さんも、ここのお寺に来るのは大変だろうなあ。


次は娘の要望で有名なかずら橋、これまた長距離移動。橋は怖いですが、渓谷が美しかったです。そこから、また西に車を走らせ、今治のサイクリングターミナルの宿へ。サイクリストの聖地というだけあって、宿には外国人の人も含め、ほとんどがサイクリングの人。明日は車で大三島へ向かいます。それにしても移動距離が長い!

大三島の多々羅大橋近くの道の駅に車を置き、積んできた3台の折りたたみ自転車をひっぱりだし、島めぐりに出発。地図で著名な建築家の記念館があるのを発見した娘がぜひ行きたいというので、上級コースとなっているのに不安をおぼえながら、そこへ向かうと・・・、やっぱり急坂の連続。ヘロヘロになりながら目的地に到着、休館日で外側だけ拝見し、島の南半分を回るコースへ。峠を降りたら、そこに古い小学校の建物がありました。
宗方小学校跡ということで、現在は民宿として保存されているようです。明治10年開校、昭和52年閉校とのこと。なんだか懐かしく、見ているとジーンときました。それからも上り坂をいくつも登り、35キロほど走って出発地点に戻りました。折りたたみ自転車ではちょっときびしいコースでした。 が美しい海岸線や珍しい建物も見れてよかったです。後は3人で交代しつつ車を走らせ、深夜名古屋へ帰り着きました。