2016年4月26日火曜日

ヒッター購入


熊本と大分の大きな地震で被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。また亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

個人的な話になりますが、私の父方のルーツは熊本です。また一昨年行って大好きになった南阿蘇の「地獄温泉清風荘」も今回の地震で再開の目処がたっていないと聞きました。心配してもどうにもなりませんが、人事とは思えません。 自分もできる支援をしたいと思います。

さて、木工の話になります。教室用にヒッターを購入しました。
地味な「鉋刃の裏出し専用」の単純な機械ですが、なかなかいいです。5月のホームページで使用感など書く予定です。こういう商品を「ニッチ」と言うのでしょうね、面白いです。

2016年4月14日木曜日

糸鋸盤の切り抜き実演

カナダ、トロント近郊に住む木工、特に糸鋸を楽しむEさんとは、京都南部の前工房の時にインターネットで知り合い、その後も親日家の彼は度々来日し、また私も彼のお宅を訪問したりと、親しい関係を続けています。今回は桜のシーズンに合わせての来日、日本は13回めだそうです。たまたま教室のある土曜日に来ることになり、臨時に一日教室で遊んでもらいました。午前のひととき、糸鋸の名手である彼に切り抜き実演をしてもらいました。

アルダーの5cmほどの木っ端に鉛筆で図を書き、躊躇なく、どんどん回転させながら、切り抜いていきます。Y方向を切ったら、その切れ落ちた部分を紙テープで元の材に貼り付け、今度はX方向を切り抜くのです。二方向からの「コンパウンドカット」、写真のようなエルクができあがりました。
両側はMDFのカット練習手本です。オススメのノコ刃のサイズは5番とのこと。欧米の糸鋸刃は長さが130mm、#3、#5、#7がよく使われるようです。オールマイティーなのは#5だそうです。表記のサイズは厚さ0.38mm、幅0.93mm、TPI:13山で、私には刃は見えないほど小さいです。瞬時に材料を回転させ、ほとんど直角のカットをしていました。

 生徒さん達もあっという間の切り抜き技に驚いていたようです。教室でももう少し能力のある糸のこ盤がほしいなと思いました。でもあまり使わないしなあ・・・。

2016年4月6日水曜日

犬山・木曽川ポタ

週末は教室で動けないので、先週犬山と木曽川左岸を自転車で花見をしてきました。木曽川犬山緑地に車を置き、まずは東の犬山城へ。


犬山城近くの木曽川沿いの桜。観光客で賑わう城下町を見物した後、木曽川に沿って西へ走ります。自転車と歩行者のための道は一宮の木曽三川138タワーパークまで続いています。

桜も美しいですが、犬山から西に少し行った所では「花桃」が満開。赤い花が枝垂れ桜のように並んでます。川沿いにはいくつも大きな公園があり、子供達や家族連れが楽しそうに花見をしていました。”場所取り”も”喧騒”もなく、落ち着いた幸せな光景です。


犬山を少し東に行くと、木曽川南側に鳩吹山という身近な山があり、その麓にカタクリが群生しています。


女性も高齢者も立派なデジカメを持っておられ、みんな必死です。なんせ地面に咲く小さな花なので、こういうスタイルにならざるをえません(^^)。

これだけの人がデジカメ、それもデジイチを持って、家に帰ってはパソコンで編集作業をされるはずです。フィルムカメラからの劇的移行に驚くばかりです。