2016年10月20日木曜日

京都へ

教室展前の忙しい時期ではありますが、海外からお客さんがあり、いっしょに京都へ行ってきました。写真は西陣織の工房です。職人さんが黙々と機織をしておられました。
「職人さんの仕事とはこのように静かで孤独で黙々とするものだ」と感じました。間違っているかもしれませんが、喋りの上手な人には適さない仕事に見えました。逆に人との付き合いが苦手な方には合うように思います。

ウチの木工教室では10名弱の生徒さんが世間話をしながら楽しく家具を作っています。この木工とプロとして食べていくための木工、同じ木工でも全く別物です。静かな西陣織の工房で機織の音だけが響く、その光景を前に、伝統の技を伝える職人の世界の本当の姿を見た気がしました。

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