2017年7月29日土曜日

TANIのアイゼンとカドタのピッケル

毎夏一度くらいは3000m級の山へ行っているので、今年もと思いながら天気予報と”にらめっこ”しています。しかし、どうも今年は天気が安定しない(涙)。

夏山でも雪渓が残っていることがあり、学生時代は必ずピッケルを持参していました。最近はストックとアイゼンが多いそうですが、それでスリップした時に止められるのかなと不安になります。で、念のためアイゼンとピッケルを購入しようかと思ったのですが、それほど使うアテもないため、とりあえず昔の遺物と化したアイゼンとピッケルを引っ張り出してきました。

ピッケルは札幌カドタのサミットというモデルです。
貴重な中古品として値段がつくかな?。でも重い。やっぱり最近のを買うべきか?

アイゼンはTANIです。
TANIは一世を風靡したアイゼンですが、なんと工房からすぐの春日井市にあった梶田製作所が作っていたとのこと、知らなかった。後にカジタックスと名前を変え、登山界で有名になっていくのですが残念ながら廃業し、今はモンベルがカジタックスを扱っています。

このアイゼン、長さを簡単に調節でき、クルッとまわして折りたためば小さくなって収納が楽な優れものでした。夏の非常用装備であればTANIで充分。新規購入は必要なしと判断しました。 錆びてはいますが、ネジもスムースに動き、充分実用に耐えそうです。

あとは、天気が安定してくれればなあ・・・。それと自分の体力の方も心配ではあります。




2017年7月16日日曜日

三瓶小豆原埋没林

本業が夏休みモードに入り、いつもより遠くへ行けるので、先週島根県の石見銀山へ行き、次の日は三瓶山北側の「三瓶小豆原埋没林」を見てきました。

約四千年前の三瓶山の大噴火により大規模な土石流が発生し、地形の特殊な環境のおかげで大きな木の林がそのまま埋まってしまい、腐らずにそのままの形で土中に残ったのだそうです。

地面を掘って埋まっていた状態のまま展示されているのは感動モノでした。また展示されている木には杉が多く、家具木工ではあまり使われない杉を見直す機会にもなりました。見に来てよかったです。