2017年11月22日水曜日

椿大神社へ

秋は展示会の季節。今週は椿大神社へ。

ジョセフ・ウォルシュ氏の作る芸術的な椅子が鈴鹿山麓にある椿大神社に展示されているとの情報を得て行ってきました。何点展示されているのか、はたまた入場料はいるのかなど、詳細はわかりませんが、初詣で何度か行ったこともあり、行楽のつもりです。

境内に入っても、どこにも展示会の案内すらありません。 仕方なく、お守りなどを売っている巫女さんに聞いてみると「拝殿の中に展示してあります」とのこと。なるほど、手を合わせる賽銭箱越し、遠く拝殿の奥に椅子が、左に一つ、右に二つ。今日は七五三参りが多く、ご祈祷を受ける家族が多数拝殿に入っておられ、気がつかなかったかも。

というわけで、撮影禁止の表示はなかったので、小さなデジカメでズームアップして撮ったのが次の写真。



何かご祈祷をしてもらうなら、拝殿の中に入って見ることもできるでしょうが、お賽銭程度ではこの写真が精一杯でした。この曲面をどのように作っているのか、また接合部はどうなっているのか、仕上げはどうなのか・・・、ちょっと欲求不満が残る展示ではありました。

ですが境内の紅葉は美しく、また名物の鶏飯も美味しく、楽しい行楽でした。展示会のみが目的ではなく、行楽として行かれるとよろしいかと。

2017年11月12日日曜日

アンフォルメル中川村美術館での展示会へ

20年くらい前に松本クラフトフェアで出会い、同じ関西人で波長の合う法嶋さんが彼の椅子やその製作過程を見るこができる展示会を、アンフォルメル中川村美術館で開催されているので、見に行ってきました。

まずこの美術館のロケーションがすごい。初めて行く人は「ここ間違ってない?」と思うような、山の上にある美術館で、開館日も変則的なので要注意です。

天井から様々な部材の型や椅子設計に使う人形がつるされ、彼の意気込みが感じられます。
製作途中の部材加工の様子や道具、さらにアイデアを発展させるプロセスなども展示されていて、木工好き、椅子好きにはたまりません。11月26日まで。開館時間は午前9時~午後4時、開館日は火・木・土・日曜日及び祝日。なお12月~3月中旬は冬季休館(^^)とのことです。

2017年11月10日金曜日

昔集めたLPを聴く

ヨメサンが工房二階に置いてあるダイヤトーンDS-32Bの音を聞いて、「これ、本当のピアノに近い音がする」と言い出したのがきっかけで、「これをなんとかして一階で聞くようにしよう!」と夏ごろから動いてきました。300枚近いLPをもう一度聞いてみたいとの思いもありまして。

最初にCECのベルトドライブプレーヤーのゴムベルトをネットで見つけて購入、無事動くようになりました。

スピーカーは片方のスピーカーのツィーターの音が出ないので、ネットで見つけた”Dayton Audio DC25T-8”がサイズがピッタリなのでこれを購入し付け替えました。本当は両方同じにしないといけないのですが、片方だけでも問題なく、今はそのままです。

 マランツの古いアンプ、音が出たり出なかったりで、あまりいい状態ではないのですが、早めにスイッチONして温めてやると音がちゃんと出ることに気がつきました。完全に故障したら、近くの高蔵寺に東海地区の修理センターがあるということで、そこに持ち込むつもり。

さて、古いLPを引っ張り出して聞いていますが、ナカナカいい音です。気がむいたら古いLPの感想など書いてみたいと思っていますが、一番目はコレです。
知る人ぞ知るミシシッピ・ジョーンハートです。いやあ、渋い。若い時にはその良さが充分にわからなかった。フィンガーピッキングギターを習っていた時、師匠のイサトさんが2000枚くらいLPを持っていたのを見て、「いろんなLP聞かないかん!」と思い、買い漁っていたころのLPです。ギターも歌もホンマに良くて、裏表聞いてしまいました。

CDやハイレゾは、いくら音がよくてもアナログをデジタルに変換し、そしてまたアナログに戻す、その過程で音は人工的になるのではないでしょうか。LPはノイズもあるし、決して音がよいわけではないのですが、ライブなど、その場にいるような音がします。ヨメサンもLPを聴く楽しみが増えたようで喜んでいます。