2018年2月26日月曜日

幼稚園児の自慢話

寒さが少しゆるんだ先日、毎度おなじみの弥勒山へ登ってきました。身体の芯からの熱でポカポカしながら頂上に到着し、おにぎり二個を食べてゆっくり下山しました。ですが、今日の話は山のことではなく、頂上で出会った幼稚園児の会話についてです。

弥勒山の頂上には遠足でしょうか、10数人の幼児と引率の先生二人がいました。その中の幼児(仮に花子ちゃんとします)が怒ったような声で先生に「○○君が自慢話ばかりして、気持ちが良くない」というような訴えをしたのです。そうすると先生がその○○君に「花子ちゃんが自慢話ばかり聞かされて嫌な気分になってるよ。謝りなさい」と指導したのです。○○君は、ちょっと渋々でしたが、「ごめんなさい。これからは自慢話をしません」と返事をしました。

何気なく聞こえた会話なので、正しくはどう言ったのか、また普段の生活はどうなのか、わかりません。しかし、私も同行のヨメさんも、この会話に驚きました。「自慢話はよくないことなのだ」

自分を振り返ってみると、休憩時の雑談、あるいは友人と話す時など、この年になるとかなりの割合で自慢話が入ってきます。自分のことは正確にはわかりませんが、他人のことはよくわかります。話の大半が自慢話の人も少なからずおられるように思います。考えてみれば、フェースブックやネット上のブログなども、多くは基本自慢話のように思えます。

自慢話はそれを聞く人に時には不快な思いをさせることを幼稚園児は教わっているのに、私達大人にはそれを指摘してくれる人はまず居ません。自慢話ではなく、人を愉快にさせる会話ができるように努めたいと思いました。なかなか難しいですが(^^;)。

2018年2月9日金曜日

竹中大工道具館と布引・北野

先日義母の体調見舞いで大阪に行った際、移転後の竹中大工道具館へ行ってきました。中山手にあった時は何度か海外の方を連れて訪問、ご厚意で地下の収蔵庫も見せていただいたことがありました。新神戸駅近くに移転してからは初めてです。好きなニカリの家具の展示会を見たかったのです。

入ってすぐの一階ロビー全体を使った展示で、写真でしか見たことがなかった作品をしっかり見れてとてもよかったです。写真は屋外の座ってもよいセットですが、中の展示も写真OKでした。販売されていた洋書を買おうかどうか迷ったのですが、好きな家具ゆえマネしてしまいそうで、やめました(^^;。このような特別展示がなくても、木工好きは一度は訪れてみたい場所です。

その後少し時間があるので、懐かしい布引の滝を見に行きました。小学校に入る前、おばあちゃんや両親に連れられ、この滝を越えてトゥエンティクロスと呼ばれる小川の河原へ行き、何度か飯盒炊爨をしたものです。飯盒でご飯を炊き、なぜか必ずカレーを作っていました。この経験が私の山登りやキャンプ好きにつながっていることは間違いないです。

滝は立派ですが、昔も水量は少なかった。というのは滝に来る前に船舶用水を採取しているからだと聞いたことがあります。「港神戸の六甲の水は腐らない」と学校で習いました。

新神戸駅の手前に北野町へ抜けるハイキングコースがあったので、そこを歩いて北野町へ抜けてみることにしました。これが結構登り下りがあってきつかった。一汗かいて北野町へ抜け、外国人観光客が多い異人館街の急坂を下り、懐かしの”赤萬”が休みだったので、”ひょうたん”でぎょうざを食べて豊中の実家へ帰りました。